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集中力&能率アップ!リモートワークで作業効率を高める集中テクニック3選

Feb 1, 2021

通勤の必要がない、働く時間も比較的融通が利くなど、多くのアドバンテージを持つ在宅勤務やリモートワーク。近年はさまざまな企業で導入が進められており、東京センチュリーでも、多様な人材がそれぞれのライフスタイルに適した働き方ができるよう、コロナ禍以前より体制を整備。4月からは在宅勤務へと大幅にシフトしました。

しかし、社内で実施したアンケートによると、30%の社員は生産性が向上した一方、26%の社員は生産性に課題を感じているという結果が出ています。具体的な課題としては、「家だと集中しにくい」「緊張感が保ちづらい」、逆に「集中しやすいが、一度集中力が切れると、集中しづらい。疲れる」といった声が…。もともと自宅はリラックスして過ごす場所でもあり、集中力が発揮しづらい人がいるのも、ある意味では自然なこと。それでも、仕事のパフォーマンスが落ちてしまうのは避けたいものですよね。

そこで今回は、在宅勤務時に集中力を高め、仕事の効率を高める3つのメソッドをご紹介します。

1. 身だしなみを整えて仕事スイッチを入れる「エンクローズドコグニション」

在宅勤務は人の目がない分、身だしなみがおろそかになりがち。楽だからという理由で、部屋着のまま一日働いていませんか? しかし、身だしなみは集中力にも大きな影響を与えるという報告があります。

「エンクローズドコグニション(enclothed cognition)」をご存じでしょうか。これはノースウエスタン大学が行った「服装の認知」に関する研究で、被験者を「①医師用の白衣を着用したグループ」「②画家用の白衣を着用したグループ」「③白衣を着用せずに見ただけのグループ」の3つに分けて持続的注意のテストを行ったところ、一般的に注意力や慎重さが求められるとされている「医師」の服を着た①のグループが、最も良い成績をとったそうです(※1)。

この結果が示唆しているのは、「着ている服はその人物の思考やパフォーマンスに影響を与える」ということ。しかも、その服の持つ専門性を認知した状態で身にまとうと、その分野における能力や集中力が自然と高まるという結果が出ていることにも要注目です。

会社の作業着、事務服、スーツ…。家にいるときでも、こうした仕事用の服に袖を通すことで、作業効率がいつもよりアップするかもしれません。

身だしなみを整えて仕事スイッチを入れる「エンクローズドコグニション」

2. 25分作業+5分休憩をひたすら繰り返す「ポモドーロ・テクニック」

何かと誘惑が多く、緊張感を保ちづらい自宅でのリモートワーク。仕事モードのスイッチを即座にオンに切り替えたり、自己管理したりするのが難しいという人も多いかもしれません。

そこで試したいのが、「ポモドーロ・テクニック」です。これは「25分の作業+5分の休憩」を1セットとしてそれをひたすら繰り返す作業術で、以下の6ステップからなります。

  • ① 達成したいタスクを1つ決める
  • ② タイマーを25分に設定する
  • ③ タイマーが鳴るまでタスクに取り組む
  • ④ タイマーが鳴ったら手を止める(タスクが完了していたらタスクシートにチェックを入れる)
  • ⑤ 短い休憩(5分程度)をとる
  • ⑥ 上記①〜④までの工程を「1ポモドーロ」とし、4ポモドーロ終えた後に長めの休憩(20~30分程度)をとる
2. 25分作業+5分休憩をひたすら繰り返す「ポモドーロ・テクニック」

ポモドーロ・テクニックの考案者であるイタリア人起業家のフランチェスコ・シリロによれば、「25分作業+5分休憩」は高い集中力を持続させるのに最適な時間なのだそう。

もし1ポモドーロ(25分)の最中に、急な電話やインターホンなどで作業が中断された場合は、そのポモドーロはそこで終了。やり直しとして、新たなポモドーロを開始します。

休憩中はコーヒーを飲んで気分転換したり、軽い体操をして縮こまった身体をほぐしたり、ベランダに出て太陽の光を浴びたり。短くてもしっかりリフレッシュすることで、その後の作業効率が格段に上がるでしょう。

3. あえて“やりかけ”で止めて能率を上げる「ツァイガルニク効果」

集中力をアップさせるためには、あえて仕事を“やりかけ”で終わらせるという「ツァイガルニク効果」を生かした選択肢もあります。

ツァイガルニク効果とは簡単に説明するなら、「達成できなかった未完了のことは、完了したことよりも記憶に残りやすい」という効果のことです。テレビドラマのいいところで「続きは次週」と引き延ばしたり、クイズ番組で答えを発表する前にCMを挟むとより続きが気になったりするのも、ツァイガルニク効果と言えるでしょう。

物事をあえて中断し、興味や欲求を呼び起こす。これを仕事に応用してみると、例えば、報告書や企画書の作成で「今日はいったんここで終わりにしよう」と明日の作業に回す、などの方法が考えられるでしょう。

「続きが気になる」感覚や、「途中まで読んだが、あれは一体どういうことなのか?」という純粋な疑問によって、日常生活の中で新たな気づきがあったり、作業の再開時にスムーズに取りかかれたりするはずです。ツァイガルニク効果は、在宅勤務以外でも使える集中テクニックなので、オフィスでの作業時にも試してみてはいかがでしょうか?

あえて“やりかけ”で止めて能率を上げる「ツァイガルニク効果」

集中力をコントロールし、より高い作業効率を実現できれば、在宅勤務がさらに充実するはず。ご自身にあった「集中メソッド」を活用してみてください。

(※1) The New York Times “Mind Games: Sometimes a White Coat Isn’t Just a White Coat”2012-04-03
https://www.nytimes.com/2012/04/03/science/clothes-and-self-perception.html

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